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FURUSU-古巣家具 | オーダーメイドの話
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無垢材のキッチン (後編)

栗のキッチンと収納棚のオーダーメイド。 使いやすさにこだわって、ようやく完成。 ヒヤリングからはじまり、デザイン、制作まで普通のオーダー家具と 違って、随分と長くかかってしまった。でも完成してしまうとあっと間だったかな。                             がス、水栓、電機の工事も、無事終了。 天板幅が3m,奥行きが70cm,の大きなサイズなので 部屋を圧迫するかなと少し不安だったけど、ぴったり納まったので安心しました。       吊戸棚は5枚開き戸。 モールガラスを使って、中の物がうっすら見えるように。 ヒヤリングの時、ご主人が気にってくれた七宝柄を デザインに取り入れてみました。             暗くなっても調理しやすように 吊戸棚にLED照明を埋め込みました。               シンクの下には大きな収納スペース。 瓶を多く使われる奥さんのため、 開け閉めするたびにズレて動かないように、 滑り止めマットを敷いています。             立ち仕事の負担を軽減してくれる、もたれかけの バーをシンク手間に付けました。                   取手は特注オーダーで、 鉄作家さんに作ってもらいました。 栗のキッチンにぴったりマッチしてます。               納品時、とても気に入って頂きました。 でも、キチンは大きな作業台。 しばらく使って見て、また感想を教えてくださいと お願いして一月後に、使い勝手について 聞いてみました。 「とても使いやすく、気に行っています。 デザインも良く、家族や友達にも好評です。 本当にいいものを作っていただきありがとうございました。 あとは、壁のタイルを早く張って完成させたいです。」       嬉しいお言葉ありがとうございます。 初めてのオーダーメイドキッチンにも関わらず注文してくださり、ありがとうございました。 今回を機に、キッチンについて多くの事を学ばせて頂きました。  ...

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無垢材のキッチン (前編)

「キッチンを作ってもらえませんか?」 ホームページを見て気に入っていただいた方から依頼がありました。 いつかは作ってみたいと思っていたけど、これまで機会がなくオーダーキッチンは初めて。 キッチンは、オーダー家具とは違い、色々な物が組み合わさってできる言わば作業台。 シンク、天板、水栓、コンロ、オーブン、レンジフード、食洗機、照明などなど、知っておく事が山ほどあります。 使う方の、キチンライフも把握しておくことも重要で、既存の調理器具はじめ、調味料、食器、キッチン必需品などが どれだけあって、どこに収納しているのかまで知っておく必要です。 いいキッチンとは、快適なキッチンライフが演出できるかどうかだと思っています。 それが、自分にできるか正直不安でした。そこで、すぐに注文ではなく、何度かヒヤリングをして、 要望を形にしてオリジナルキッチンを提案させてもらいました。 依頼内容について。 ・キッチンは壁に面しておくI型でその上には収納キャビネットを。 ・できるだけ多くの物が収納できるよう、収納スペースを大きく。 ・流しはできるだけ広いものにして作業しやすいように。 ・材は水回りに強い木で、キッチンデザインはおまかせ。 ヒヤリングをしていくうちに、理想なキッチンが見えてきました。 特にこだわったポイントは、 奥様が調理のプロの方だったので、普通よりも多くの調理器具や調味料を使われていました。 そこでオーダーキッチンでは、それらが全て収納でき、簡単に取り出せるようにすつため、 調理中の動線をふまえて、収納スペースを設けていきました。 設計とデザインでOKが出て、制作開始です。 材は、水や湿気に強い栗。木目の動きが力強い木です。     倉庫にあった大きな栗材。 かれこれ20年近く寝かせたままだったので 表面の色が変わってしまっていた。 一部を削って、木目をチェック。               次に引出し前板の木取り、墨をして何度も寸法チェック。                           墨の線を、割っていきます。         木目が揃った前板の木取りがなんとかできた。 それにしても、木目の勢いがすごい。                       ボディーフレームに使う栗。 乾燥状態によっては、真っ二つに割れてしまう栗。 豪快な割れ方、ここまでくると気持ちいい割れ方。 ピース。                 本体をフレームを組んだところ。 シンク、コンロ、食洗機が無事に納まりますように。               完成は次回のブログ後編へ                      ...

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ウォールナットの本棚

洋書も置けるブックセェルフのオーダーメイド。 WEBからご注文を頂きました。 初めに、家具のイメージを提案してもらいそこから デザインとサイズを練っていきました。 まず、どんな本を置かれるの聞くと 洋書を置きたいとのことでした。 洋書の規格サイズと日本のサイズを比較してみると、 わずかな違いがあります。 書も、どちらも置けるよう提案して棚の間隔を決めました。                         本棚はデザインはある程度決まってしまいます。個性はだせないし、あまり求められない家具。 でも、その制限の中にもオリジナルな物作りをするのがオーダーメイドの見せ所。 天板から上の棚まで、側板た斜めにカットしました。 角度をつけることで、のっぺりとした形がシャープに変わります。 作り方にも一工夫。 天板と側板は組み継という木工技法を使い、一部を蟻加工にしています。 こうすることで、家具を頑丈にして、板の反りを抑えてくれます。                 初めは、チークかウォールナットか迷われていました。 最終的なには板目が特徴的なウォールナットに決定。 棚の材料には無垢材ではなく、突板を使う選択もありましたが、 お客様の希望で、総無垢材で制作しました。                           組立後に、底板の裏に完成日とロゴを焼印して完成です。 そうだこの日はワールドカップブラジル大会の開催日。 将来この日付を見てくれた方は、そうな事を思ってくれるかなと想像しながら焼印しました。                         お客様からの感想と画像が届きました。                         「お世話になっております。 本日本棚が届きました。 シンプルでありつつしっかりとした存在感があり非常に気に入りました!! いろいろ細かい部分まで対応頂きありがとうございます。」 気に入って頂き、こちらもうれしいです。 本棚でありながら飾り棚になっているところが素敵ですね。 この度は、ご注文ありがとうございました。        ...

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学習デスクセット LEDライト内臓

学習デスクセットのオーダー。 永く使えるようにデザインしました。 この注文は姪っ子が小学校入学のお祝にもらった注文です。 デザインはおまかせで、大人になってもずっと使っていける机が欲しいということでした。                 永く使える学習机を意識して、一般的な学習デスクの形を 意識せず、シンプルで機能的な物をめざしました。   材は栓。原産は北海道。 淡白く、木目がケヤキに似て綺麗。                   制作前に、姪っ子本人から、どんな机が欲しい?か聞くと 横にランドセルがかけれて、鍵がついた引き出しがいいとのこと。了解です。     左の引き出しにレトロ風な鍵と両サイドにはフックをつけています。             学習机にはライトが必需品。 そこで、棚の中にLEDライトを取り付けました。こうすれば見た目もすっきり。     仕切りについている突起物は、スイッチで調光できるものを選びました。                 棚内部に配線を入れ突板で閉じています。右に回せば光の量が調整できるようになってます。             部屋を暗くして撮影。 天板全面が明るくなります。これで、夜も集中して勉強してくれるはず。                           本の置き方を自由にするため、ブックエンドの位置も調整できるようにしています。     後ろのネジを緩め好きな位置に動かせるようになってます。             ワゴンも、机と同じ栓の木を使用。 上段、中断、下段と入れる物をだいたい決めてサイズを決めています。                 半年前にもらった注文に、色々忙しく入学までに完成できなく、 ゴールデンウィークまで待ったもらうことに。 「ごめんね遅くなって、でも頑張って作ったからしっかり勉強してね。」 「ありがとう、でも椅子はどこ?」 「えっ椅子も!?」 そうか学習机セットって椅子もいるのか、勘違いしてた。 椅子は、もう少し時間を頂戴ね。 いつになるかなぁ。           ...

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木目スツールができるまで

ホームページから、木目スツールの注文を頂きました。 キッチンカウンターで3脚並べて使用したいとのことでした。                     オリジナルの木目スツールは、腰掛け用に作っているので 一般の椅子に比べて少し小ぶりサイズ。でも今回ご注文を頂いた方は、 食事の時に使いたいとのことだったので、サイズを少し大きくして作る事にしました。       右がスツールが今回のサイズオーダー品。           木目スツールができるまでを、今回の注文をきっかけに記録したので、ざっくりですが紹介します。     材料は、国産材の栓。ハリギリとも呼ばれている。 木目はケヤキに似てはっきりしていて、色は白いのが特徴。 今回は3脚並べて使用するので、木目が揃うよう木取りします。               木取りして製材したところ。木目が並んでいるかチェック。                     ホゾ穴の墨を付けて、角ノミ盤で掘っていきます。 脚の角度が、少し外に傾くので材を傾けて掘っていきます。                         座面に曲線をつけるための墨出し。 型を使って曲線の墨をつけます。 今回は特注サイズなので型も新しくつくりました。         クデ切り機という建具を作る時に使う機械で 座面の曲線を荒取りしていきます。                 座面が階段みたいになります。                   ここから体力勝負。手加工で曲線を少しずつ仕上げていきます。 気合を入れてなめらかなカーブになるまで削っていきます。                   使用する鉋は、底が丸くなっている反り鉋。 いくつか鉋を使い分けていきます。                     こんな感じになります。                   次は、脚の加工です。 脚にホゾを付けたところ。                 テーパーにして、そこから丸くしていきます。 座面の加工同様に、ここからは手加工。 腕の筋肉がパンパン。 休憩して削ってを繰り返しようやく形になります。         鉋加工が終了。 鉋屑がすごいことに。                 座面と脚は地獄ホゾ。 写真は試作品で、ホゾのきき具合をチェック。 ちなみに、地獄ホゾとは一度は入ったらねけ出せなことから 名づけられているみたい。なるほど上手いネーミングだ。                   組み立て、接着です。 ここから、サンダーをして塗装します。                       最後に、座面裏に焼印です。 完成した日づけと、並べたときの順番も付け加えました。             シンプルなスツールでも完成までには幾通りの加工があります。 商品到着後に「めっちゃいいです。」と喜びの感想を頂きました。 ご注文ありがとうございました。    ...

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まるいダイニングテーブル

円形のダイニングテーブルの注文を頂きました。 キッチンで料理して、振り返ってすぐに仕えるテーブルが欲しいとのことでした。 少し狭い空間なので、四角のテーブルだと、動線に滑らかではありません。 そこで天板を丸にすることに決定。 角ばったとこを無くすことで、見た目の圧迫感もなくなります。 狭い場所で人の通りが多い場所には丸いテーブルはお勧めです。 「オーダーして良かった、大切に使っていきたい」と喜びの声を頂きました。 注文ありがとうございました。 ...

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コナーキャビネット 

居間のコーナーにおく、キャビネットです。 お世話になっている工務店さんからの注文で、建具一式と一緒に注文をいただきました。 材は部屋のアクセントにしたいという事で落ち着いた色のチークに。 開戸のパネルもチークの無垢材を使い鏡板にしてはめこみました。 チークは強度が強く油性分が多く独特の艶があり木材の王さまと言われるほど。 でも加工が厄介。 シリカという石灰質を含んでいるため、すぐに刃物が駄目になってします。 特に鉋類はすぐに切れなくなってしまう。 作業が終わると当然、使った機会や道具類は全て刃物を研いで新しくします。 いいものには癖があるってこういう事かな。 ...

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収納たっぷり、米松のデスク

お世話になっている工務店さんか作りつけのデスクと椅子の注文です。 材は柔らかい色の米松の板目。パソコン用デスクに使うい収納スペースをできるだけ設けてほしいとのことでした。 使ってないときは目立たないようにしてほしいとのことで、出っ張らない平らなデザインに決定。                       キーボード用の引出しと、作業に使う資料用の引出しをつけました。                           椅子の中にもたっぷり収納できます。                     出っ張らないデスクの完成。 目立たないように、活躍してほしいです。        ...

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黄金比組子。後編

完成!黄金比組子のオリジナルドア。 写真は取付後のもので、ご主人が撮影してくれました。 素敵な部屋の雰囲気にマッチしていて、良い感じに納まりました。 「和と洋、どちらにでも合うデザインで本当に注文して良かった」と高評価でこれまでの苦労が報われました。                           材料は米松。ドアノブは、ドアに合うように昔からあるタイプの真鍮製のもの。                           表と裏と両面に曲げ組子を入れています。                           当初はできるかどうか半信半疑だったけど、完成できてよかった。 曲げ木で失敗が続いた時は、できないかもと心が折れそうになったことも。 でも、注文主の期待に応えることができて本当に良かったです。 今回えた経験は、今後に活かせそうです。 ご注文ありがとうございました。      ...

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黄金比組子。前編

ダイニングの改装にともなって、ドアのオーダーを素敵なご夫婦から頂きました。 ヒヤリングでは、具体的な要望はなくこちらから提案して決めていくことに。 そこで、好きなインテリアや好みのイメージなど聞いて、自分なりに部屋の雰囲気に合うデザインを提案しました。 そこで気に入ってもらったのが黄金比の図を取り入れたデザイン。 ※黄金比とは自然界に隠された不思議な比率で、オーム貝の渦模様やシダ植物の渦巻きの黄金比は有名です。 人にとっても最も美しい比とされており、絵画や建築物に使われているようです。 1:1.618の長方形を正方形に分割していき、その対角点を曲線で繋げものが黄金比の図です。                   ドアのデザインはこの図を四つに合わせています。                                 実は、この案を提案したとき実際にこの形ができるのか半信半疑。 そこで、完成までしばらく時間をもらい、試作から挑戦することに。 なんといっても、難題はRが徐々に小さくなっていくのをどのように割れず曲げるのか。 しかも材は、曲げ木に適しているとは言えない米松です。 そこで曲げるために治具を作って、材を蒸して早速トライ。                       予想どおり、上手くいかない。小さいRは割れ、大きなRはなんだかいびつ。 そこで、材の蒸し方を変え、アイロンとアルミホイルを使って蒸すことに。 この方法だと、蒸し機に入れて治具にセットするよりも、材の乾燥を抑えてくれ 曲がるまで材を蒸した状態に保ってくれます。 (この方法は、アイロン曲げと言って兵庫の木工作家さんが考えられた方法です。 すごいアイディアで、シンプルな方法なのに成功率は高く、曲げ木の可能性が広がる。すばっらしいアイディア) 治具を改良して、アイロン曲げでトライ。                                     最初よりは、だいぶ曲がるようになったけど、やはり割れが数か所でてしまう。               また、治具の作りなおし。もっと正確に綺麗に曲がるように工夫しないと。 ピンを差して曲げることを辞め全て面で抑えて曲げを形作る事に。 何度かトライして、どうにか曲がるようになったけど、やはり割れがどこかで出てしまう。 どうやら問題は曲げる方法にあるようなだ。 もう一度、曲げ木の基本に戻って考えると、太い材を曲げる時に使う鉄の帯板を 2回転するような曲げ木に鉄の帯板を使うのは 困難と勝手に判断していました。考えを改めて思いついたのが結束用PPバンド、 これなら自由な形に沿わせて使えるのでは。                             熱いうちにいっきに曲げないと、綺麗に曲がらない。 治具を回しながら曲げていきます。                   全部が成功するわけではないけど、成功する確率が高くなった。 蒸しの時間を変えてみたり、できるだけ目が真っ継ぐな材を使うなど工夫して、 どうにか理想の形に曲げることに成功。                       一晩、治具にセットしたまま乾燥させて、枠に組んでいきます。 綺麗に曲げるまで、苦戦したけど最終的に曲がってよかった。 曲げ木でそうとう時間を使ってしまった。ドアの制作を急がなくては。。             ...

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