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FURUSU-古巣家具 | 建具の話
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そろそろ夏支度

梅雨もそろそろ明ける頃、うちでは夏支度の準備。 普段の戸を夏障子というスダレを使った簀戸(スド)に 変えます。住宅スタイルの変化と電化製品の普及とで今 ではめっきり注文がなくなった建具ですが、建具界では 特別な個性をもった名脇役。夏の一時期にしか活躍しな いのに、贅沢な作りで、特別に編まれたスダレに等間隔 で竹の横桟を使って固定します。腰板には目のまっすぐ に幅広の柾目が使われ、もっと高価な物でものでは透か し彫りで模様が切り抜かれる物みあります。優しく光を 遮りなが風を通してくれ、見た目にも涼しい。昔から日 本人は暑い夏を特別な時期にとらえ、快適に過ごすため にの工夫が夏障子に表れています。建具を変えるだけ で、部屋の雰囲気は一変、さあ準備はできた、夏よ早く 来い!...

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さざ波のような板

斜めに鉋がけした板の制作中。 もともとはなぐり加工と言い、ちょうなという鉋がまだない時代からある古い道具を使って加工される事を言います。 段差を斜めにつける加工で仕上がりはまるでさざ波のように見えます。先端にノミに似た大きな刃がついてい て、斧のように振りおといて使われます。今回建具の腰板と、壁に貼り付ける板の制作で、なぐりをすること に。ただちょうなを使うには熟練の経験が必要で、未熟な自分にはできません。そこで、機会を使って荒取り することに。大まかに形にしたら、後は鉋の手仕事です。慣れない作業で四苦八苦しながらどうにか形になっ てきました。昔の職人はこれを手作業でやっていたのだから、恐れ入ります。 ...

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木製ガラリ戸の制作

ガラリ戸は鎧戸(ヨロイド)ともルーバー扉とも言われ、一定の傾斜を持った横板からなる建具です。 正面から見ると建具の目隠しの作用があり通風・換気を目的とした場所に使われます。 普通の建具と違って、制作段階が異なり、傾斜つけたホゾ穴を掘るのに一苦労。 傾斜しているホゾ穴は、掘るのが難しく正確な墨出しが求められます。 仕上がりは、洋風な感じがしますが、どの部屋にも合うデザインです。 ...

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桧の建具 コーディネート(3)

桧の建具の追加注文がありました。 以前とおなじく、桧で、家に合うデザインでという注文です。これまでと同じく、 和のイメージで新しい形を意識しました。 今回は、玄関入って正面の建具なので、 人の気配が分かるように透明なガラスにして、縦の線を細かく割りました。 同じ見付けの部材にするのではなく大小交互に配置して、 単一な形からテンポが感じられるようにしました。 苦労した点は、部材の間隔を決めることでした。 狭すぎると、細かすぎて見た目も騒がしく人の気配を感じることができません。 かと言って、間隔をあけすぎると、見えすぎてしまいます。 ちょうどよい間隔を、色々とためしながら決めました。 格子の役目をしてくれる引き戸ができました。 お客さんも、大変喜んでくれました。 改築した場所の建具が全て桧。薄いピンクが混じった白木がなんとも柔らかい雰囲気にしてくれます。...

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建具コーディネート 桧の建具 (2)

前回の居間と同じく他の建具も桧で作りました。 トイレと浴室は横並びであるので、デザインは統一することに。 室内の明りが分かるように、上部にはスリガラスを入れました。 腰板と呼ばれる桧の板を6枚入れ目の高さ程度まで持ってきて、 ガラス部は3つに正方形に分けました。 前回の注文と同じく、できるだけ埃がたまりにくいよう、横桟を少なくしたデザインにしました。 納戸は、普段は出入りがない場所なので壁の一部のようにのっぺりとしたデザインを考えていましたが、 無垢の桧を良さが出ないうえ、 他の建具とのつり合いがとれないと思いました。 そこで、合いじゃくり継ぎという方法で桧板を継いでメチと呼ばれる段差を小さく突けました。 そして、板の反りを防ぐ銅釘を表面に打ちました。 「建具が変わると、部屋の雰囲気がこんなによくなるとは、思ってもいなかった。大切に扱っていきます。」と評価して頂きました。 ご注文ありがとうございました。 ※納品時...

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建具コーディネート 桧の建具 (1)

改築の家から居間と浴室、トイレと納戸の建具のオーダーを頂きました。 オーダー内容は埃ができるだけ溜らないようにと、 香りのよい木を使ってほしいという事でした。 デザインはこだわりがなくお任せという事でしたが、 どういった物が好みか把握するために建具の写真集を見てもらったのですが 余計混乱させてしまいました。そこで、部屋の雰囲気を活かして、 白木で良い香りのする桧を使う事にしました。 建具に埃が溜やすいの横桟なので、できるだけ横桟を使わないで縦桟を多く使い和風デザインにしました。 見付けの大きさが違う縦桟を上下に入れました。 こうすることで、シンプルなデザインに変化がつきます。 納品時、喜んでもらえるかドキドキしましたが、 想像以上に良いと気に入ってもらえ、ほっとしました。 次回は浴室、トイレと納戸の建具について書きます。 ...

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美観地区の裏路地

倉敷の美観地区で打ち合わせの時に撮った写真。 観光地なので、わずかな時間でも車を止める場所は制限されます。 写真の場所は、メイン通りから一つ裏に入った場所にある道で、ギャラリーがあるくらい、 人通りが少ない静かな場所で倉敷らしい風情を感じる、自分のお気に入りの場所です。 中国銀行と有隣荘の間にある通りで、 美観地区にお越しのさいは、ぜひ通りを見つけて歩いてみてはいかがですか。 ちょっとだけタイムスリップした気になれますよ。...

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カントリー風ドアの注文

家具に和風、洋風があるよに建具にも和風と洋風があります 障子のような引き戸が主体の和風建具は材量の見付け幅が小さいのが特徴で、 引いて開け閉めするので、できるだけ軽くするよにできています。 開き戸がメインになる洋風建具は、 その逆で柱に一方の框(左右の縦長の部材)を吊るすので、型崩れしないようにできるだけ分厚い材料を使います。 写真はカントリー風なドアの依頼で作った建具です。 本場の物はもっと節を含んだ材で作られていたり、アールの窓枠が使われていることが多いいです。 材料の関係で本場のカントリードアと比べて 、シンプルでおとなしい感じが。節もアールの枠もなきけど、きれいでいい感じにできたと思います。 ...

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先代の親方

岡山県津山市の重要便化財に指定されている旧津山市洋学資料館。 大正9年(1920年)に銀行として建設され、その後、洋学資料館として平成22年まで 利用された入母屋造りの建物。(現在は新築移転のため閉鎖中) 建設当時は銀行とは知らず、入口前で手を合わす人がいたというほど神社仏閣風の外観。 ここの建具は、先代の親方の作品だそうです。 その方の技術は超一流で、建築業界では伝説の名工と呼ばれていたそうです。 ただ、とても厳しく気性の荒い方で、弟子が何人ついてもその苛酷さについていけず すぐに辞めていく中で唯一残ったのが先代だと聞いています。 丁稚で親方に入門して、何度もくじけそうになりながら仕事を覚えて成長したそうです。 そんな歴史を聞いて実際見た時は、感慨深いものがありました。 今自分が、この職にいられるのも先代や親方のおかげでもあります。 100年ほど前に作られて物が今も残っている、自分も時代に残る物作りを目指さないと。...

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大阪格子戸

The term minimalism is also used to describe a trend in design and architecture where in the subject is reduced to its necessary elements. Minimalist design has been highly influenced by Japanese traditional design and architecture. In addition, the work of De Stijl artists is a major source of reference for this kind of work....

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