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FURUSU-古巣家具 | 建具の話
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籠目組子 

籠目組子に初挑戦。 以前、新築で建具の注文を頂いた方からの注文で、 玄関通りに面したFIXの明かり窓で、人目が気になる場所だから、 簡単に取り外しができる付け障子を追加したとのこと。 麻の葉柄や縦横の吹き寄せ風障子を提案したけど、どれもお気にめされなく、 施主から、籠目組はどう?と逆に提案されました。 やったことがない、でも納期まで時間をくれるなら挑戦したいと製作することに。 いざ作ると、意外と難しい。 麻の葉柄の基盤となる6角形の作りとは違って、 加工を場所を縦、斜めA、斜めBと分けて作らないと組む事ができない。 やっぱり、作ってみて気づく事って多いいと改めて実感。 籠目組子できました、勉強させていただき有難うございました。...

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建具一式ビフォーアフター

古民家の建具を新しくしました。 古くなった和室の引き戸を一式変えたいと、注文を頂いました。 築100年以上だけあって、家の傾きは相当なものでした。 これを隙間なく立て付けして、引き戸もスムーズに動くようにしてほしいとの要望です。 デザインは、ご夫婦の意見を取り入れて、腰板付きの両面組子ガラス建具。 木材は白木のノーブルを使っています。 ビファオーで下がアフター 立て付けが大変で、柱とぴたりと合うまで鉋で大手を何度も削って調整しました。 白の和紙ガラスと白木が光を反射してくれ、暗い感じの部屋を一変して明るくなりました。 ご注文ありがとうございました。 ビフォー アフター ...

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浴室の桧ドア

旅館の浴室扉の制作です。 浴室の改装時に頂いた注文で、桧で作ります。 旅館という事もあって、外国産の木材を使うより国産の桧でとなったけど、 最近は一般住宅でも国産の桧や杉で作る事が増えてきたような気がする。 円安の外国産木材が高くなってきたのが大きく影響してるのと同時に、 地産地消の考えが広まってきてるんだと思う。 さて浴室のドアですが、作りはシンプル。 浴室側はタイル壁で、脱衣室側は腰板とクロス壁。 壁が変わると建具の印象も変わって見えるから不思議です。 檜は独特ないい匂いがするのが特徴で、 この匂いがよりリラックス効果を与えてくれるらしい。 いつの日か、お客としてこの湯船につかりたいもんです。...

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黒色の引戸

鉄刀木で作った初めての建具。 設計士さんと建具の打合わせで、一枚だけ他に無いような空間のアクセントになる建具にしたと言われ、 ぱっと思いついたのが倉庫に眠っている鉄刀木(タガヤサン)でした。 三大唐木の一つで、読んで字のごとく鉄の刀のように固い木で高級家具や仏壇なのどに使われる材です。 建具にはまったく向いていない木だけど、木目に特徴がありいつか使ってみたいと倉庫置いていました。 それに鉄刀木の建具はこれまで見たことがなっかので、提案すると、 それはいいかもとチャレンジすることに。 硬い木で加工が思うようにいかず色々工夫しながらの作業になりました。 機械周辺は黒の木くずまみれに。 デザインが小さな十字を組み合わせたもので、細かい作業の連続。 針葉樹のような柔らかい木と違って、硬すぎる鉄刀木は組むとき 建具自体が張ってしまってまったく寸法通りに組めない。 これまでの感覚では通じず何度も、分解しては組み直しをしまいた。 途中、心が折れそうになるほど大変作業で鉄刀木を提案した事に後悔もしました。 そんな時は、手を止め改善策を考えて少しづつ前進です、 予定日数をだいぶオーバーしたけど、どうにか完成。 取り付け後に施主の方と話したとき、 大変この建具を気に言ってくれたみたいで、とても感謝されました。 苦労したけど、喜んでもらえるとほんとに救われます。 でも、次も作ってと言われたら正直はいとは言えないかな。...

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蔵の建具

古い蔵の建具を修復しました。文化財に指定されている大きな屋敷の一角にある蔵。 その建具は6枚あり、そのうちの4枚は修復が必要で、残り2枚は立て付けが悪く 動かない状態でした。 文化財なので、新しくするのではなく、元の形をどう復元するかに結構悩みました。 この引き分け戸は下框が虫食いと雨ですでにボロボロ。 悪い個所を取って地松を張り付けて目立たないように修繕できたかな。 この建具は、鴨居が下がってしまって、動かない状態。 専用ジャッキで取り外して、鴨居があたる個所を削って動くようにしました。 問題はこの建具、すでに横框と下框が腐って無い状態。 分解してみると、他の個所もほとんどが腐っていて、新しく材を交換しないといけない状態でした。 出来るだけ、元のままという条件だけどこういった場合はまず使えるようにすることを優先して、 ダメな部材は交換しました。 鍵をかける金物もぴったりあうように取り付けます。 どう作るかではなく、どう直すかは、新しく作るよりの倍以上時間が必要。 だけど、その努力後が見えないほどいいとされる仕事なので、 終えた後の達成感は結構薄いんだな。...

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摺りあげ障子

新築の和室スペースに、雪見障子。 住む人が快適に住めるよう、科学物質を使わない 健康志向の工務店さんからの依頼です。 建具はすべて国産の杉を使い、 和室スペースには、摺り上げ障子を採用しています。 この障子、前後が可動するタイプのもので、 中に内蔵するバネの強弱の調整が意外と難しい。 強すぎると、スムーズに動かないし、弱すぎるとずれ下がってします。 現場で、何度も調整してようやく、いい感覚で動かせるようにできました。 限られた和室スペースだけど障子が入ることで、より和の空間が引き立ちますね。...

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美観地区で撮影

倉敷の美観地区でドラマのロケに遭遇。 美観地区ではよくあることで、これまで何度も見かけていますが、今回は大がかりな感じ。 米俵や、国旗などがセットされていて、道には砂利までひかれていた。 博物館内の建具の切り込みで行ったのでけど、丁度撮影中で通れないので裏口から入りました。 外部の木製サッシの設置で、高いところでの作業、 撮影現場が上から見える位置だったので、ちょっとラッキー。 でも、どういう内容で、誰がいるのかはさっぱり分りません。 気持ちを落ち着かせ、仕事に集中。 焼き板を貼ってる個所なので、汚さないように慎重に切り込んでいきます。 景色もいいし、天気もいい。こんな日は気分よく作業が進みます。 取り付けが終わった時にはすでに、撮影は終わっていました。 こちらも仕事が早いね。...

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うずくりマシーン

うずくり加工のドア うずくりは、刈萱(かるかや)という植物を束ねて作るブラシのような道具で、 杉や桐など柔らかい木に仕上げ加工として古くから使われています。 古い民家の外壁や格子によく見られる、雨風に長年さらせれてなる 木目が浮きだ状態になりますが、そのような仕上げにするためのもの。 材をブッラシイングして、柔らかい個所の春目が削ぎ落とす事で、 木目の美しさを強調させる加工です。 今回、倉敷の設計事務所の依頼でうずくり仕上げのドアを作る事に。 ドアの材は硬いオーク。 手加工できな時は、うずくりマシーンの登場。 広い範囲を一気にブッラシングしてくれます。 手加工と違ってパワーがすごいので、力加減の入れ方が難しい。 写真はうずくり加工したもの、木目が浮き出てきました。 オークは固いので、杉や桐の3倍以上の時間をかけてブッラッシング。 うずくりを目立たせるため、仕上げに濃く塗装するとのこと。 完成がどうなってるか楽しみ、完成後に見に行こう。...

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塵返し

障子に使う組子には色んな伝統技術があります。その中の一つ、「塵返し」 建具屋さんあるあるで、「障子は埃がたまりやすいから、掃除が大変。」 何度も聞くこの言葉、確かに横の組子に自然と埃がたまってしまうものです。 でも、この言葉現代だけでなく、昔の人も同じ考えで悩ましていたようです。 そこで、考えられた技術が「塵返し」という技法。 障子の横の組子を傾けて、埃がたまりにくくしています。                               良く見ないと分からないぐらい、地味な技法。 でも、作るのはとても難しく、少し傾けるだけで作業は半端なく多くなる。 だから、価格は高くなってしまうので、結局は 普通の障子で掃除をこまめにしましょうね意見が落ち着くのです。   意匠的にデザインな物は特別な場所で使ったりします。                       普通に組むだけでもややこしいデザイン。 斜めにする事で、もっと複雑になってしまう。 伝統技術jは奥深い。  ...

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小枠の建具

少し変わったデザインの建具の紹介です。 一つ目は、枠組みに板を組ん込んだ建具。                       上部に、明りとりの小さい明り窓が入っています。トイレの開き戸、和風な感じを出してます。                             次は、表面と裏面の桟を縦と横にしたデザインです。                       桟の間にはスリガラスを入れて、反対側の桟がうっすらと透けて見えます。下は拡大した画像。                 建具は家具と違って平面なので枠の中の表現になります。 限られているようでも工夫次第では新しい形ができるのが建具デザインの魅力なんです。...

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