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建具の話 | FURUSU-古巣家具
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木製建具上げ下げ窓

洋館の窓

明治時代の洋館の改修工事。 1階の上げ下げ窓、2階と3階の両開窓を復刻しました。 道を挟んで目の前がすぐ海という場所で、長年風雪に耐えてきた建具なので痛みはそうとうなもの。 動かいない物や、ガラスが落ちそうな物などいくつかありました。 ここの工事でネックだったのが、上げ下げ窓。 風化が激しく、細かな作りが分からないうえに何度も修繕されていたようで原型がどうだったのか? 予測しがら作っていきました。 既存品は、枠にバネが内蔵されていたみたい。 2 これは珍しい。当時も工夫しながら作っていたのが伺えます。 復刻した上げ下げ窓。色々調べて既存の形にできました。窓が重なるか所の勾配は 隙間が空くと風が入るし、きつ過ぎると可動できなくなるので、 ちょうどいい塩梅で切り込むのが難しかった。 この洋館に携われて、先人達の技術に触れることができました。...

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真鍮巻きのガラス戸

いつもお世話になっているご夫婦からガラス戸の製作依頼です。 母屋と離れの間の空間に建具で仕切りをする工事。 まずは、デザインをどうするか? 初めて注文を頂いたのは、2013年の7年前。 その間、いろいろと注文を頂き好みはだいたい分かってきたつもり。 でもロ枠のガラス戸なので、大体の姿は決まってくる。 そこで、引手と下桟をアクセントに真鍮にしてみました。 引手部分は引手の丸に合わせて丸みをつけてます。 板金屋さんにお願いして、外部建具が一番汚れる下残部に真鍮板を巻きます。 これで雨の跳ね返りも怖くない。 大変だったのが、引違戸用の枠付け。 吊り戸なので、レベルは正確に出さないと自動ドアにある恐れがあります。 なかなかレベルが定まらいので、思い切って水平レーザー墨出し器を買っちゃいました。 これが有るのと無いのとでは作業も進み具合が全然違います。レーザー器超便利! 大工さんの必需品だけど、枠を付けるときに重宝する機械。 今後も使うこ事もあるだろうし、買って正解だったかな。 いい感じで完成しました。 完成を喜んで頂きホットしました。 ご注文ありがとうございました。...

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滑り出し窓

リノベーションの建具工事。 リビングと部屋境に滑り出し窓を設置します。 滑り出し窓は上に3連で、下はFIX窓。 金物はホイトコといって可愛い名前の金物を使用します。 今回、建具の枠も製作一緒に製作したので、工場で取り付けれたことがラッキーでした。 このホイトコ、取り付けがシビヤすぎ、建具の大きさが少し大きくても小さくても、思うように動いてくれません。 毎回、切り込み時に四苦八苦する窓なのです。 他にも、洋風のドアも製作しました。 ガラスは、昔しスタイルのレトロスタイルを使ってます。 ...

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腰板を変えてみました。

築古の玄関戸のイメージ変えたい。 だけど、古い感じのままで。 建具自体は、古いけどコマを変えて調整すればまだまだ使える状態だったので、 腰板を変えてみました。 既存の腰板は色が落ちてしまって家とマッチしない感じ。 分解せずに、既存の腰板の上から建具に色にあった木を張り付けます。 ウォールナットの色が古い建具に合いました。 腰板を変えるだけでイメージアップ。 ...

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釘を斜めに

板戸の釘を打つときの話。 まっすぐ釘を打ち付けるのではなくて、少し傾て打つようにする。 そうすることで、板がの膨らみを抑えることができる。 特に外部の建具に、施さないと釘の頭が出てくる現象が起きてしまう。 ちょっとした工夫の小話でした。 ...

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縁側の建具調整

大広間の縁側の連なる引き戸調整。 家も、建具もだいぶ年期がはいってるので、スムーズには動いてくれません。 今回、修繕するのは全部で16枚。 そう簡単にはいかないと思ってたけど、想像以上でした。 まず、建具が外れない、こういう時はジャッキアップ。 床が沈んでる箇所は、床下からもぐっと上に持ち上げて、補強材で固定もしました。 何とか建具が外れた次は、ボロボロの戸車を交換して、ジャッキが無くても取り外してでき スムーズに動くように削ったり切ったりして切り込んでいきます。 次の難関は、ガラスの隙間をどうするか。 建具に差し込んだガラスが、建具が歪んでしまい、隙間がいくつも空いている状態。 これだと建付けをいくら良くしても、隙間風が入ってしまう。 ガラスを外して、調整しようと思たら、ガラスを入れた箇所が分からない。 色々調べたら、縦ツカが抜ける仕組みになっていた。 この技術には、感動しました。今では上からガラスを落とし込むのが主流で、細工はほとんどしません。 誰も、気づかない地味な技術だけど、丁寧な仕事が伺えます。 結局二人がかりで丸二日かかりました。 動かなかった建具が、すんなり動くと気持ちいいもんです。...

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クデとホゾの格子

改築の玄関戸のお仕事。 組子が複雑で、制作がなかなか手ごわいデザイン。 設計士の図面にはミリ単位で指定があり、 作った人間でしかわからないほど、細かなところまでこだわりがある。 例えば、開き戸上部の格子戸には、それぞれ2つサイズ分かれていて、組み方が異なる。 画像では分かりくいけど、大きな組子はクデで、小さな組子はホゾで組むようになっている。 組む前の組子パーツにクデとホゾ穴を加工してます。 両方ホゾで作っても見た目にはあまり変化がないのだけども、近づいて格子をのぞき込むと、 違いが分かるデザイン。 細部までこだわるデザインに脱帽です。...

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庭門の修繕

庭に入る門戸の修繕のお仕事。 建具事態は思っていたほど傷んでは無かったけど、 腰板は雨風にさらされてぼろぼろ。 せっかくのお庭が、もったいない感じでした。 そこで、傾き掛けた建具を組み直して直角をだして、 腰板には家主が持っていた竹をつかって竹格子にすることに。 格子にすることで、閉鎖的だったな庭の雰囲気が、開放的な感じに。 アクセントに、取っ手にも竹を使ったみました。 ...

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竹組子

茶室の障子で組子を木でなく竹でつくってほしいとのこ。 今まで経験がないので、はたして竹で組めるものなのか心配でした。 なんでも、茶室で有名な待庵では竹で作った障子があるようで、 先人ができたのなら、きっとできるはず。 まず、竹専門店に行き、根元に近い竹を選別して買ってきました。 実が厚いほど加工しやすと思ったけど、組子が厚くなりすぎてバランスが悪い。 今度は厚みができるだけ整って加工された薄い竹を買って練習。 こつを覚えて本番。 アールになっているので木とは違って難しい。 これでパーツが完成。次は組んで枠にはめ込む作業。 時間がかかったけど、どうにか完成。 「よく見れば、竹でできてると思うようにな障子にして」と言われていましたが、 実際設置してみれば、いい感じに収まりました。 竹の厚みを細くして正解だった。...

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角丸の面取り組子

近頃では、ほとんど作らなくなった、角丸の面取り組子障子。 改築のお客さんからの依頼で久々に作ることにないました。 前回作ったのはいつかなんて、思い出せないほど前で、 床の間があるような和室がなくなれば、こういった障子も自然となくなったきました。 家の中でもお客を迎える、大切な場所で使われる障子で、それなりに凝った作りです。 組子に面をつけている面取り組子は、普通の組子の倍以上の時間が必要。 画像でも分かりにくいけど、縦と横の組子にそれぞれ面がついていて、それらを隙間なしに組み込む加工が大変。 次にガラス入れる枠の角が丸く、それを角丸といって、これがカクとは違って丸にするだけで手間が倍以上。 お客さんに、なぜこれが高級な作りなのか、説明しないと気付いてもらえないのが、建具の地味なところ。 建付けが後に、立派な障子が入ったと喜んでくれました。 注文ありがとうございました。...

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