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オリジナル作品の話 | FURUSU-古巣家具 - Part 3
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ウォールナットのベンチ

オリジナルのベンチが完成しました。 二つの試作品を作り改善してきてこのデザインになりました。 丸身の脚と貫きは、手鉋で少しずつ削って形にしています。 中心に向けて斜めに入る貫きが特徴で、ベンチにかかる体重を分散してくれます。 材はウォールナット、常時展示しています。  ...

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クラフト展に初出展

ルラフト展へ初出店。 GWに神戸で開催されたクラフト展で、オリジナル作品数点と この日のために用意したまない板とトレイを展示販売しました。 これまでネットや工場の展示室でしか見られる事がなかったので、 もっと多くの方に触れてもらうチャンスだと思いおもいっきって参加しました。 初めは本当に人が来てくれるのか不安でしたが 、開始1時間ほどでちらほら人が増え、まずトレイが売れて一安心。 次第に接客にもなれ、色々な方の意見が聞けました。 素材に詳しい方が多いのには驚きました。家具よりは小物の方が 反響があったと思います。 不慣れな事で、とても疲れた一日になりましたが、 今後につながる良い一日になりました。ご来店ありがとうございました。...

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キッチンワゴン

キッチンにあったら便利なキッチンワゴンです。 汚れが目立つ場所ですが、温かい雰囲気のキッチンになるよう、できるだけ無垢材を取り入れました。 工夫した点は食器や調理器具を置く棚は傷や汚れがつきにくいメラミン板にして、 小さな引き出しをつけて小物が収納できるスペースをつけました。 タオル掛けになるように引き出し取っ手はテンレス棒に。 高さは物の移動がスムーズにいくようにキッチンの高さに合わせました。 最後まで悩んだのが甲板を無垢材にするか、もしくはタイルを張るかです。 汚れの心配がないのはタイルですが、まな板としも使いたかったので、 タモの無垢材を使いました。 汚れに強いオイルを塗って実際に使いながらどんな感じになるか見ていこうと思います。...

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一つの家具ができるまで

オリジナル作品の欄間ボードができるまでを紹介します。 加工過程を細かく記録していこうと制作当初思っていたのですが、 作る事に集中してついつい忘れがちになってしまいました、 なのでざっくりとした紹介になります。 一本にの材から家具えと完成するまでに30以上の工程があります。 どういった段取りと順番が正確に早くできるのか考えながら制作していきます。 材料となるタモの板材を、家具の寸法に合わせて木取りしていきます。 家具の部材をとった後、接合部の加工をしていきます。細かな接合部分は手加工になります。 部材をつなぎ合わせます。継ぎ手は留め組継ぎという手法で作っています。そのあとクランプで固定します。 桧材で、引き戸となる組子を作ります。組子の柄は麻の葉と言われる伝統模様です。本体と建具を調正して、植物性オイルで塗装して完成です。とてもざっくりした説明になりましたが、制作日数は10日ほどかかりました。...

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タモとチークのワークテーブル

家を建てたときに書斎で使用する机を探していた方から、ワークデスクのセミオーダーを頂きました。 デザインはオリジナルのままでフローリングと同じ材のチークで作ってほしいという事でした。 チーク材は今は数少ない材木なうえ、刃物がすぐにボロボロになる成分を含んでいるため、 使う機会はすっくり少なくなっていました。 といっても世界の銘木の一つとされていて、 仕上がりの表情や肌触りはとても艶やかで他にの木材にはない独特な個性を持っています。 特にチークの油分は他の材より多く、メンテナンスあまり必要としない特徴もあります。 木材の王様と言われるだけの事はあります。 依頼者の方にチークに特性を説明して納品しました。 ぜひアンティーク家具になるまで使いこんで頂きたいです。 (上の写真 左:タモ 右:チーク) ...

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座面の削り出し

座面の削り出しは、とてもハードな作業 握力がなくなるほど鉋を使って削って、削ってを繰り返して少しずつ形にしていきます。 ボタン一つでマシンが作ってくれようなハイテクな機械はないので、 できるだけ均一な仕上がりになるように専用の治具やガイドを作って、 それに沿って形にしていきます。鉋は座面用に台が丸くなっていて曲面加工がしやすくしています。 材が硬いので、簡単な作業ではないけど、 平ら板が少しづつ表情が浮いてくるので、削っていて楽しくなります。 ...

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オリジナルチェアーができるまで

オリジナル作品を作る時に、椅子などの直接人体に接する人体系は実寸大のサンプルを作るようにしています。実際に座って確かめることによって製図やミニチュアでは分からない発見があります。 座り心地を確認するのはもちろん、構造や強度的が確認でき作る工程も把握できます。 理想な形にしようとサンプルを修復して微調整します。 写真はオリジナルチェアー、左の写真がサンプルで右が完成品1号。 桐で作る理由は、軽くて加工しやすく、耐久性のな問題が分かりやすくでるので選んでいます。 今回の大きな修正点は、座面の座り心地と背もたれの角度でした。 サンプルの座面をもっとなめらかにして、よりヒップの曲面にフィットするように。 背もたでは角度がやや急だったのを長い時間座っても疲れないように少し角度を倒しました。                   ・座面               ・脚部                        ...

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二重菱のローボード

家具をデザインする時いつもヒントになるの社寺仏閣の日本建築。 建物自体を見るというよりは、構造や素材など部分部分をじっくり観察 先人の技術や工夫が凝縮した場所で自分にとって、 ヒントをもらえる場所です。 写真はあるお寺の欄間で、菱型を二重線で表した二重菱という伝統模様。 すごくシンプルであまり目立たないデザインなのが建築物に調和しています。 フルスのオリジナル作品の欄間ボードにも、この二重菱を取り入れました。 この他に、立ての線の千本格子タイプと、六角形から成る麻の葉タイプとありますが、シンプルなデザインがこのタイプだと思います。 和モダンだけどフローリングに置いても違和感なく使用できるローボードです。 ...

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